日本を代表する世界遺産「日光の社寺」
その中でも最も有名な「日光東照宮」は徳川家康公がまつられた神社であり、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。
全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。「見ざる・言わざる・聞かざる」の【三猿】の彫刻や、【眠り猫】の彫刻はあまりにも有名。
修学旅行で訪れたことのある方が多いと思いますが、大人になった今こそ贅沢に時間を使って拝観してみてください。世界最高峰の彫刻技術や漆・胡粉の極彩色があなたを待っています。
※平成27年(2015年)には、【日光東照宮400年式年大祭】が行われることになっています。
日本三大名瀑のひとつ。(華厳滝、那智ノ滝、袋田ノ滝)
発見は勝道上人(しょうどうしょうにん)と言われ、仏教の経典「華厳経」から名付けられたといわれています。中禅寺湖から流れる水が、高さ97mの絶壁から落下する景色は壮観です。
全長15.8kmの山岳道路で、「日本の道100選」にも選ばれています。
「いろは坂」の名称は、第一いろは坂と第二いろは坂の二つの坂に存在する48のカーブを、いろは48音に例えたのが由来です。
途中の黒髪平、明智平からは関東平野までも見渡せる大パノラマが広がります。
明智平からロープウェイで展望台まで上がると、男体山・中禅寺湖が一望できます。
奈良時代の末に、神秘的な伝承によって架けられたこの橋は神聖な橋として尊ばれ、寛永13年(西暦1636年)に現在のような神橋に造り替えられてから、もっぱら神事・将軍社参・勅使・幣帛供進使などが参向のときのみ使用されてきました。
橋の長さは28メートル、幅7.4メートル、高さ(水面より)10.6メートルあり、高欄には親柱10本を建て、それぞれに擬宝珠が飾られ(乳の木)と橋板の裏は黒漆塗で、その他は朱に塗られています。
日本三大奇橋(栃木県 神橋 / 山口県 錦帯橋 / 山梨県 猿橋)の1つに数えられています。
元は皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸の建物と庭園を公園として整備し一般公開している。明治期以降に数多く造られた御用邸建築のうち、全体がほぼ完存する唯一の例として貴重であり、建造物群は国の重要文化財に指定されています。
建物だけでなく、庭に咲く四季折々の草花や花木が美しく、貴重な山野草も見ることができます。
なかでも樹齢400年の枝垂れ桜は見事な景観を楽しませてくれます。
「戦場ヶ原」という名前は、ここが神話の世界に登場する「下野(栃木県)の神様」と「上野(群馬県)の神様」が争い戦った戦場だったことに由来する。
標高約1,390から1,400メートルの平坦地に広がる400ヘクタールの湿原。
その東側を(南から順に)男体山、太郎山、山王帽子山、三岳およびその山麓に囲まれ、西側は(南から順に)小田代ヶ原、外山に面する。地内西縁部にはほぼ南北方向に湯川が流れる。
2005年11月には、湯ノ湖、湯川、および小田代ヶ原と共に、奥日光の湿原としてラムサール条約登録湿地となっている。
※湯川は日本におけるフライフィッシング発祥の地です。